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2008年05月23日

それは心が貧乏だ。

「あの子のうちは、欲しいといえばなんでも買ってくれるんだって」

「与えられるうちに子供にはなんでも買ってやる、それが愛だ」

「ケータイも、DSも、クルマも、テレビもないなんて貧乏なんだね」


最後のはウチの子供が学校で言われた台詞です。

確かに私はお金持ちではありません。でも、人間は「食べ物で出来ている」から「食育」に一番コストをかけます。贅沢なモノを食べさせるのではありませんよ。

この食材はどんな人がどこで作られて、どんな旅をしてきた食卓に辿り着いたかを「家族で話し合える素材」を可能な限り調達します。

だから素材自身の「味の力」を最大限に生かした調理方法を選択することになるのは自然な流れですね。

また、テレビやゲームなど文明の利器ばかりではないですが、子供が「これが欲しい」 と言って「ハイ、買ってあげますね」と与えるのが正しく人間として育つか?

まあ、私がテレビが嫌いということもありますが、あの装置があるだけで家族の多大な時間が 「他人によって」奪われてしまうという事実が怖いです。

そこで『エミール』。

時代錯誤と言う人もいますが、こういう教育論は時代とともに解釈の角度が変化すればいいのであって、「思想」そのものは現代でも完全に通用する部分が多い。

そう強く思うのフレーズを今日の言葉に。

「子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである」
ジャン=ジャック・ルソー

サイクロンや大地震で被災した近隣諸国の酷い現実を対岸に、

「あの子供達は可愛そうに、何もないのね、ウチはよかったわ、なんでもあって」
「今の内にウチの子にはなんでも欲しがる物、買ってやんなきゃあ」
なんて会話してるお母さんが西友にいました。

「たいがいにせえよ」と言いたくなる。

最近バカを売り物にする芸能人がいるそうですが、 このオバハンたちも相当なアホだ。

モノに依存すると精神が細るのだ。「実は欲しい、だがガマンする。」 このことで人間は確実に強く成長する。
そうすることによって「本当に必要なもの」が見えてくる。

それが、子供を育てると言うことではないでしょうか。

被災地で極限状況にいる子供達には胸が痛みます。一日も早い安息の日々が来ることを祈ります。

投稿者 shacho : 2008年05月23日 17:03

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