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2006年09月22日
金についての金言を二つ。
「金がないのにそんなプロジェクトできるわけがない」「本当に自由になるには、まず自由になる金だ」
「あゝ金さえあれば、こんな苦労はしなくて済むんだ」
相変わらず「儲かる話」が花盛りであります。まるで電車で会社に通勤するのが人間の恥とされるような風潮まであります。「通勤するなんて自由じゃない」、と。
本当に自由になるにはお金がないといけないのだろうか?
もし、目の前に1千万の札束がどさっと置かれたら、あなたは何ができますか?
ブランド物を買う、車を買う、家を買う。人の心を買おうとする人も出てきます。
「金がないから何もできないという人間は、金があっても何も出来ない人間である。」
小林一三:阪急電鉄・阪急百貨店・阪急東宝グループ創業者。
実は金があって何かドデカイことをやっている人は、実は金がないのに「圧倒的に」何かをした人なんですね。
それを「金があれば・・・できる。」と考える。
他力本願と同じなんです。だから人間としてダメなわけ。
そして我々経営者も、金があることによる安心感から、
「予算の潤沢なクライアントが何社もあれば安定できるのに」とつい考えがちです。
でも実は、 「安定とは、焼け野原でも紙とペンがあれば、
翌日から稼げる能力である。」 神田昌典
なんですね。
これからの安定とは、どれだけ変化に対応できて、生き残っていけるか。 戦争がおこって日本が焼け野原になっても、紙とペンさえあれば、 翌日には現金を生み出す才覚を持つ人が、じつは一番安定していると言える。
金があなたを救ってくれるのではありません。あなたのスキルが花開いた結果、金がそこに残った。こう考えるのが健全だと思います。
投稿者 shacho : 16:14 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月14日
楽あれば苦あり。
「仕事はチームで楽しくやろう。」「勉強は一人でやるもんじゃない、3人でやるもんだ」
「みんなで楽しけりゃ、それでいいじゃん」
良くない考えだとは思いません。
むしろ仕事なんて、楽しくやってなきゃ身が持ちません。けれど、楽しいこと「だけ」を考えてやって行くと「苦しいとき」が来た時に耐える力が弱いこともある。
たとえば順調に運んでいた仕事の受注先クライアント、こちらで急に事業撤退が余儀なくされたとする。
明日からの仕事は、・・・・・無い。
こういう事態になると昨日まで和気藹々とやっていたチームが1日で変貌する。
ここで共に歯を喰いしばっていけるかどうか?
「楽しく」を掲げるのは良いですが それだけで見たくない現実を直視できるか?
状況はあっという間に変わるのだ。
「楽しいことを一緒にやった仲間は
ほんとうの仲間じゃない!
苦しいことを一緒にわけあった仲間が
ほんとうの仲間だ!!」
ヤンキー先生・義家弘介
義家さんの活動については賛否両論あり、ここでそこには言及しませんが「ことば」としては 良いと解釈できることをたくさん言っておられる。(作られたものもあるんでしょうが)
特に今日の言葉は、零細企業経営者にとっては骨に染み入ることばであります。
ある地点まで共に頑張ってきたのに、腹心のスタッフの一人が急に辞意を表明するとか。
楽しく「城」を作っていたら、或る日それは
乾いた砂だった、と気付くようなものだ。
これを書いていたら、神田昌典さんのあの一言を思い出した。それは後日。
投稿者 shacho : 18:13 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月06日
それは当たり前、と思ったときが危険。
コイズミさんがヤスクニに参拝する際に、いつも「当然のことだ」と言っている。 別に総理大臣に限りません。会社の上司にしても、 「この仕事の値段は3年前からこの値段と決まっている」
先輩からは 「バカ言っちゃいけないよ、このページの次にはこの記述がくるのは当たり前だろう」
なんて会話もしょっちゅうだ。
これって疑問に思うことはないか?
「それは当たり前でしょう、と考えた瞬間から、
思考停止がはじまるんだよ。」
中央線の乗客のことば。
電車の中の一コマなどを笑い話メールマガジンにして300話書きましたが。来週から新シリーズをはじめます。そんな中央線の中でこんな良いことを言う人に出会うと嬉しくなります。
そのとおりなんです。当たり前のことって確かにありますが、そうじゃないことまで当たり前と考えることが実はとても多い。
たとえば、クライアント様が古くなったパンフレットを作りなおしたいとおっしゃる。
ありがたいことですが、見るとバブル期に作られたとてもサイズの大きなものだったりする。
「これでは印刷コストが嵩むので、もっとコンパクトで目的にあったものを考えたいと思いますが」と申し上げると、
「だって社長がこれを新しくしろと行ったから大きさはこれと決まっています」 と仰る。
本当にそうだろうか?
10年前に作ったもののリニューアルが何も考えず同じ形で「いいはずがない」と考えるのが普通ではないか?
こういうときは、従来のサイズのモノをリクエストどおりにお出しし、たとえリクエストがなかったとしても「経済サイズ」でトレンドを反映させたものを提案させていただく。
見栄を張る社長さんでも、費用が比較され、女性社員が「こっちがかわいいですう」などと言ってくれれば提案は受け入れられ、別のアイテムの受注にも繋がるのだ。
淡々と仕事をこなしていると思っているときこそ危険なのです。
時折自分が「思考停止」に陥っていないか気を付けてみよう。